「ボックスシーツの縦横が見分けがつかず、シーツの装着時、迷ってしまいます。縦横の見分け方はありますか?」とお問い合わせを頂戴しました。
ボックスシーツは、四隅にマチとゴムがある独特の形状のため、洗濯後、ベッドに装着しようとして、「どちらが縦で、どちらが横だったかな?」と迷う方、少なくないようです。
特に、サイズの大きいボックスシーツ、たとえば、ダブル、クイーンサイズ、ファミリーサイズのような大きいシーツは、広げただけではタテヨコが分かりにくいことがあります。
ボックスシーツをセットしてから向きが違うことに気づくと、シーツを外し、もう一度セットし直すことになります。ただでさえ、早く済ませたい、洗濯時のシーツの取り換え。縦横を間違えてセットしてしまうと、ストレスになってしまいますね。
この記事では、ボックスシーツの縦横に迷ったときの見分け方と、ボックスシーツの向きを正しくセットする方法をご紹介します。
目次
- 1.ボックスシーツは、なぜ縦横が分かりにくいのか
- 2.ボックスシーツの縦横の見分け方
- 3.ボックスシーツを正しい向きでセットするコツ
- 3-1:タグを目印にして正しくセットする方法
- 3-2:生地の継ぎ目を目印にして正しくセットする方法
- 4.まとめ
- 5.ボックスシーツの縦横に関するよくある質問(FAQ)
1.ボックスシーツは、なぜ縦横が分かりにくいのか?
ボックスシーツは、マットレスを包み込むように作られたシーツです。
四隅にマチがあり、ゴムが入っているため、マットレスにぴったり掛けられるのが特徴です。
一方で、洗濯後のボックスシーツの取り扱いで、縦横が分かりにくい、というお声もいただきます。
その理由は、次の通りです。
- タテとヨコの長さの差が見た目では分かりにくい
- 四隅が同じように見える
- ゴム部分が縮んで形が分かりにくい
- 大きなサイズほど広げにくい、など。
特に、ダブル・クイーン・ワイドキング・ファミリーサイズなどは、シーツ全体が大きいため、向きを確認するだけでも手間がかかります。
ボックスシーツの縦横が逆になってしまった状態は、ボックスシーツをマットレスにセットした後、「生地が突っ張る」「角が合わない」という状況で、初めて気づく、ということもあるのです。
2.ボックスシーツの縦横の見分け方
ボックスシーツの縦横を見分けるときに、役立つ目印のひとつが、洗濯表示タグやブランドタグです。
洗濯表示タグとは、洗濯方法や乾燥方法などが記載されているタグのことです。ブランドタグとは、ブランド名が書かれた小さなタグのことです。洗濯表示タグは、繊維製品を販売する際布製品の販売際に必要な表示です。ブランドタグは、必ずしもあるとは限りません。
ボックスシーツの場合、洗濯表示タグは、商品の裏側、ブランドタグは、表側の、角のマチ部分やその近くに付いていることがあります。タグの位置や仕様は、メーカーや商品によって異なります。
ボックスシーツの縦横の見分け方の基本は、一度正しい向きでセットしたときに、タグがどの角にくるかを確認しておくことです。
たとえば、正しくセットしたときに洗濯タグが「足元側の左角」にあった場合は、次回からも、
洗濯タグは、いつも足元側の左角に置く
(または、頭側の右角にくるようにする)
と覚えておきます。
そうすると、洗濯後にシーツを広げたときも、まずタグの位置を確認するだけで、縦横を判断しやすくなります。
次の項目から、タグや生地の継ぎ目を目印にして、ボックスシーツの縦横の向きを正しくセットする方法を順にお伝えします。
3.ボックスシーツを正しい向きでセットする方法
ボックスシーツの縦横を間違えずに、向きを正しくセットする方法は、2つあります。
- タグを目印にして、正しくセットする方法
- 生地の継ぎ目の方向を目印にして、正しくセットする方法
順にお伝えします。
3-1:タグを目印にして正しくセットする方法
タグを目印にして、ボックスシーツの縦横を見分ける手順
- ボックスシーツを正しい向きでマットレスにセットする。
- 洗濯タグ、またはブランドタグの位置を確認する。
- 「ボックスシーツをセットするときは、必ず、タグをその角に合わせる」と決める。
- ボックスシーツをセットする前に、タグの位置を確認する。
- タグが、決めておいた角にくるように、ボックスシーツをセットする。
たとえば、洗濯表示タグが「足元側の左角」にあった場合は、次回からも、その角にタグがくるようにセットします。
「頭側の右角」と決めてもかまいません。大切なのは、お使いのボックスシーツでは、タグをどの角に合わせるかを決めておくことです。
この方法を用いることで、縦横を間違えにくく、スムーズにボックスシーツをセットしていただけます。
タグを目印にする考え方を、下記の図にまとめました。

コツ:洗濯後のたたむときにタグの位置をいつも同じにする
ボックスシーツをセットするときに、楽にするコツです。
洗濯後、ボックスシーツをたたむときに、洗濯表示タグやブランドタグの位置を、一番外側にしてたたむようにすると意識しておきましょう。
ボックスシーツを広げる前に、タグの位置がどこにあるかが、一目瞭然のため、ボックスシーツの装着時に、無駄な時間を使わずにすみます。
コツ:タグが見つかりにくい場合は、角の裏側に目印を付けておく
洗濯表示タグが見つかりにくい場合や、タグが取れてしまっている場合は、ボックスシーツの角の裏側に目印を付けておくのもよいでしょう。
たとえば、正しい向きでセットしたときに目印にしたい角の裏側へ、安全ピンなどで小さく印を付けておくと、次回から向きを確認しやすくなります。
安全ピンを使う場合は、肌に触れにくい裏側に付け、就寝中に外れたり、生地を傷めたりしないようご注意ください。小さなお子さまやペットがいらっしゃるご家庭では、糸で小さく印を付ける方法もおすすめです。
注意点:タグの位置はメーカーや商品によって異なる
ここで注意したい点が一つあります。
洗濯表示タグやブランドタグの位置は、メーカーや商品によって異なるという点です。
「ボックスシーツの洗濯タグは、必ずこの角に付いている」と決まっているわけではありません。
そのため、お使いのボックスシーツを正しくセットするためには、正しくセットされたときの、タグの位置を確認し、必ずタグをその角に位置させる、と決めておくことです。
具体的には、
- 一度、正しくセットできた時に「タグがどの角にあるか」を確認する
- 「このシーツは、タグを左下にする!」と自分の中で決めてしまう
ことです。
大切なのは、一般的な決まりを探すことよりも、今お使いのシーツでは、タグがどの位置に来るかを覚えておくことです。
上記を、ルールにすることで、タグの位置を探すだけで、正しい向きで、ボックスシーツをセットすることができます。
3-2:生地の継ぎ目を目印にして、ボックスシーツの向きを正しくセットする方法
もう一つの、ボックスシーツの向きを正しくセットする方法です。
これは、サイズの大きいボックスシーツをお使いの方に、役立つ方法です。
大きいサイズのボックスシーツでは、生地の継ぎ目(生地継ぎの縫い目)が、縦横を見分ける目安になります。
日本製のボックスシーツに使われる生地は、一般的に、生地幅が150〜155cm程度です。
ダブルサイズ以上や、ワイドキング、ファミリーサイズなどの大きいサイズ、マチ40、マチ45などマチが大きいサイズのボックスシーツ、では、生地を接いで仕立てることが多くあります。
このとき、生地継ぎは、ほとんどの場合、縦方向にされます。つまり、継ぎ目の縫い目が縦方向に入ることになります。
生地継ぎの縫い目が入っている方向 = シーツの縦方向
となるのです。これを、目印にして、縦横を見分けることが可能になります。
もちろん、生地幅、サイズ、縫製仕様、メーカーによって異なる場合があります。
お使いのボックスシーツの状況を確認し、見分けるための目安のひとつとしてください。
タグの位置とあわせて確認すると、より分かりやすくなります。
4.まとめ
ボックスシーツは、洗濯後に広げただけでは、タテヨコが分かりにくいことがあります。
そのようなときは、洗濯表示タグやブランドタグの位置を目印にしてみてください。
一度正しい向きでセットしたときに、タグがどの角にあるか、確認し、次回からも同じ位置にくるようにセットする、と決めておくと、シーツ替えのたびに迷いにくくなります。
メーカーや商品によってタグの位置は異なりますが、「このシーツは、タグをこの角に合わせる」と決めておくだけで、日々のベッドメイキングが少し楽になります。
毎日の眠りを整えるための寝具だからこそ、使うときの小さなストレスも、できるだけ少なく。ボックスシーツを気持ちよく、スムーズにお使いいただくための一つのコツとして、ぜひお役立てください。
5.ボックスシーツの縦横に関するよくある質問(FAQ)
Q:ボックスシーツの縦横は、どう見分ければよいですか?
A:洗濯表示タグやブランドタグの位置を目印にすると、縦横を判別しやすくなります。一度正しい向きでセットしたときにタグがどの角に来るかを確認し、次回から同じ位置にくるように決めておくのがおすすめです。
Q:洗濯タグは、ボックスシーツのどの位置に付いているのが一般的ですか?
A:洗濯タグの位置は、メーカーや商品によって異なります。そのため、「必ずこの角に付いている」とは限りません。お使いのシーツを一度セットした際に、タグの位置を確認しておくと安心です。
Q:タグがない場合は、どう見分ければよいですか?
A:洗濯タグが見つかりにくい場合や、タグが取れてしまっている場合は、ボックスシーツの角の裏側に目印を付けておく方法もあります。
安全ピンなどで印を付ける場合は、肌に触れにくい裏側に付け、就寝中に外れないようご注意ください。
小さなお子さまやペットがいらっしゃる場合は、糸で小さく印を付ける方法もおすすめです。
Q:ボックスシーツの縦横を逆にセットすると、どうなりますか?
A:縦横が逆になっていると、角がうまく合わなかったり、生地が突っ張ったり、マットレスの一部がきれいに包めなかったりすることがあります。セット中に強い突っ張りを感じる場合は、向きを確認してみてください。
Q:ワイドキングやファミリーサイズでも、タグを目印にできますか?
A:はい。大きなサイズほど縦横が分かりにくいため、タグを目印にする方法は役立ちます。一度正しい向きでセットしたときに、洗濯タグやブランドタグがどの角に来るかを確認しておくと、次回から迷いにくくなります。
Q:毎回同じ向きでセットした方がよいですか?
A:縦横を間違えにくくするという点では、毎回同じ向きでセットする方が分かりやすくなります。ただし、使用上問題がなければ、反対向きに使ってもかまいません。その場合も、タグの位置を目印として覚えておくと便利です。
Q:生地の継ぎ目は、ボックスシーツの縦横を見分ける目印になりますか?
A:はい。大きいサイズのボックスシーツでは、生地の継ぎ目が縦方向に入ることが多いため、縫い目の方向がシーツの縦方向を見分ける目安になる場合があります。ただし、生地幅やサイズ、メーカーの仕様によって異なるため、洗濯タグやブランドタグの位置とあわせて確認するのがおすすめです。